日本の仮想通貨取引所はもうダメかもしれない

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コインチェックのXEM流出事件が起こってようやくJCBAとJBAが統合へと動き出した。業界団体としてこれまで両者とも存在していたものの、加盟各社共に急激なユーザーの増加と市場規模の拡大で、経営リソースでも特に各分野での高度な能力が求められる特殊性もあり、人的リソースが著しく不足していて業界団体として求められた行動は後手後手になってきた印象が強い。業界団体というのは得てして表面的には利用者保護、健全な業界の育成と発展を声高に謳うが実際のところは業界の利益団体としての側面ばかりであるのは皆が知る所であろう。

仮想通貨交換業の2つの業界団体が統合し、自主規制を強化する見通しとなったことが22日、分かった。新団体は、金融庁に登録する仮想通貨交換業者16社でスタートする方…

新団体が既に登録された事業者のみで発足し、業界の信頼回復を図るとしているがBTC/EURの取引高で最大を誇るKrakenは現在もみなし業者であり、コインチェック同様に匿名系コインを扱っている事が登録業者になる足かせになっていると言われている。その話に逆行して先日ZEC/JPYをこのタイミングで追加するなど日本で登録業者となることにもはや消極的になっているのではないかとの見方も出てきている。期待されていたFXトレードで大手と言われるGMOとDMMも参入したが、相対のみで正直なところ期待はずれも甚だしいといった評価だ。

そこで、大手の中でもこれまで多くの取引所のFiat入金系を担ってきたSBIが開設するとしているSBIバーチャルカレンシーズに大きな期待が寄せられている。5月のWeb公開から、サービス開始をいまかいまかと待ち望むユーザーが先行予約に多数応募した事に加え、HFコイン乱発時期と重なり適切な時期を見極めるとしてオープンを延期していた。その間にHuobiとの提携など今後の拡大にも意欲的なリリースが出ていたものの、コインチェックの事件が発生してしまい、再延期となってしまったようだ。北尾氏のコインチェックに対する発言をみると、ようやくサービス開始にこぎつけそうな所で冷水を浴びせられた上にマインドを一気に冷めさせた功罪は大きいと言ったところだろうか。幸いにも2月中に先行予約の必要書類の郵送時期が発表されるとのことなので、待ちに待ったSBIVCの稼働が近そうだ。

コインチェックの早期正常化と各取引所の底上げが図られなければ一般層を惹きつけていた魅力は失われ、少ないパイを奪い合うカオスと海外取引所への鞍替えが起こり、結果的に海外の締め付けが強くなりオワコン化へと突き進む事になりかねない。しかし、それもまた投機熱を冷ますことになり、仮想通貨の本質を見極める良い機会となるのかもしれない。そうなれば、一時的な低迷期を迎えたとしても中身で評価され、実需要が乗ることで本当の価値を得ていくといった本来的な道へと進むきっかけとなろう。

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