仮想通貨は使えない?は本当か

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岡三マンのこのツイートに様々な意見が寄せられているが、岡三マンの主張は間違っているのだろうか。少なくとも「通貨として」という側面、「資産として」という側面で述べている通りこの主張は至極真っ当である。

日本の取引所が多く提供しているペイメントサービスの様に、オンチェーンではなく内部的な勘定で決済される場合にはほぼ即時決済されるが、オンチェーンでの決済となると3Confirmationが必要であったり、決済が確定するまでに数十分を要するのでは日常の決済では非常に使い勝手が悪いのは言うまでもなく、取引所のペイメントサービスはほぼ即時決済であっても、「販売所」と呼ばれる相対で取引所のマージンが上乗せされた不利なレートでの決済となる。

このように、時間的・レート的に高いコストを支払うのならばこの日本ではFiatで決済するほうが断然良く、仮想通貨は使えない。という結論は当然の事である。しかし、自国通貨が不安定で電子マネーのインフラが整っていない途上国の一部では、日本の状況とは逆転してFiatを使うよりも仮想通貨を用いた決済の方が利便性が高いといった例もある。

現時点で仮想通貨というと、保有する目的が投機的保有・トレードが主であり、それぞれの仮想通貨が目指しているものとは大きく隔たりがある。単順に投機的視点のみで仮想通貨に触れている人々は先の高値からビットコインやその他の仮想通貨が大きく値下がりして痛手を被った事だろう。更に、取引所からの流出で大きく価値を毀損したりと資産としても現状はFiatに比べ安全性が低いと言わざるを得ない点も岡三マンの主張通りである。

では、仮想通貨とは無価値なのかと言えば、それは視野が狭く、早まった考えだ。そもそも仮想通貨とはブロックチェーン技術により既存の仕組みをより良い物に置き換えるという命題を持って設計されている物が主である。その命題を果たす為のものであって、そもそも取引や決済を目指している物では無いという所は押さえておく必要がある。

従って、それぞれの仮想通貨が何を目的に作られた物で、何を目指すのか。そして、それがどこまで実現出来ているのかと言った所で評価されるべきであるものが、単なる投機対象となっている現状は十分に注意を払うべきである。

今後も倍になったり半減するような取引が続いていくものとは思われるが、その中で淘汰されていくものも少なからず出てくるだろう。コインチェックから流出したXEMが直後に値を上げる場面が見られたが、一部とはいえ既に換金が行われ、買い支える行動が結果的に犯人への利益供与の様な格好になっている事など、「市場は常に間違っている」という言葉を思い出さずには居られない。

機会を得るため、投機に勤しむのは大いに良いだろう。しかし、それが何者であり、どうなっているのか。その把握に努めることは不可欠だろう。

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